用語集
植物・花の水やり代行
お庭やベランダで植物を育てる方にとって、植物や花の水やりは、ルーチンワークです。水やりをすると、植物たちはとても生き生きとします。
そもそも水やりをなぜするかと言うと、花は根っこだけでなく、全身で水と空気を吸っているからです。
雨が降れば、土に水が入っても、地平線の一面しか外に触れていないので、水や空気は蒸発しづらいです。一方、鉢植えの場合は、もともと溜めておける水の量が少ないのに加え、鉢の表面積が外に触れているため、水が蒸発しやすいです。そのため、水をあげないとすぐに乾燥してしまい、花が枯れてしまいます。
しかし、水やりをする上で、ひとつ注意点があります。それは、水をやりすぎてしまうことです。こまめに水をやりすぎて、逆に枯れてしまったという経験をお持ちの方もいるかもしれません。
実は、あまり水をやりすぎると、根っこが水に沈んでしまいます。いわば、窒息した状態です。酸素が不足すると、根っこは腐ってしまいます。これが「根腐れ」です。
基本は、土が乾いてからあげるのが良い水やりの仕方です。土の表面を指で触れば、乾いているかどうかが確認できます。また、底から水がでるまで水をやることで、鉢のなかにたまっていた汚れや二酸化炭素が流れでて、土の中には新鮮な空気と水がたまります。
なお、鉢皿に水がたまらないように、気をつけましょう。