中性洗剤｜ 掃除洗濯などの家事代行から本格的なハウスクリーニングまで

洗剤には、酸性洗剤、中性洗剤、アルカリ性洗剤などがあります。その中でも中性洗剤とは、酸もアルカリも含まない中性の性質を持った、界面活性剤を使用した洗剤のことを指します。家庭用品品質表示法で、pH値が6.0～8.0の数値をさすものが中性洗剤と規定されています。ちなみに、3未満を酸性、3.0～6.0未満を弱酸性、8.0～11.0を弱アルカリ性、11.0以上がアルカリ性です。

昔は野菜も洗剤で洗われていたため中性洗剤が主流でしたが、現在は野菜などの食物は洗剤で洗うということがほとんどないため、汚れの落ちやすい弱酸性や弱アルカリ性の洗剤が普及しています。

弱酸性や弱アルカリ性は肌に悪いといわれていましたが、最近では中性洗剤とさほど変わらないといわれています。

中性洗剤は、色落ちが気になるジーンズや、デリケートな毛や綿などの衣類の洗濯に向いています。最近のお洒落着洗い用の洗剤は、形態を保持するための成分が配合されていたり、縮まない為の配合になっていたりします。弱酸性や弱アルカリ性と比べると洗浄力は劣りますが、傷みやすい衣類や気に入っている大切な衣類にはおすすめです。酸性やアルカリ性の洗剤だと、漂白のような作用が働くこともあります。

お持ちの台所用洗剤や洗濯用洗剤のパッケージの裏に必ず液性が表示されています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。