用語集
カビ取り
カビには約5万もの種類があります。食品を作るために必要なものから、病気の原因となる有害なものまで、様々です。
カビは細菌の一種です。20℃〜30℃で発生し、25℃が最も発生しやすく、湿度が高いところを好みます。
カビが生えてしまうと、人体に影響を与えます。アレルギー性鼻炎やぜんそく、アトピーなどの原因のひとつともいわれています。
家庭の中だと、湿気の多いお風呂場やキッチン、押し入れなどでカビは繁殖します。
「アオカビ」
このカビは、絨毯や革製品、押し入れの中で多くみられ、青みを帯びた水色をしています。乾燥に強いカビで、アレルギーの素であるアレルゲンになります。
「クロカビ」
食品に付く黒褐色のカビで、キッチンやお風呂場に多く繁殖します。
「コウジカビ」
麹を作るための微生物としても知られているこのカビは、畳や壁に発生します。
家のなかで生息するカビの中でも代表的なものをご紹介しました。
普段は体内にカビが入り込んでいたとしても気づかない方が多いですが、抵抗力が落ちているときは、アレルギー反応が出てしまうこともあります。
カビ対策には、換気が1番です。梅雨の季節に意識するのはもちろんですが、最近では気密性の高い住宅が増えてきているため、部屋の窓を開けて風通しを良くしましょう。
お風呂場は湿度が高いので、1年中換気を良くしておくことをおすすめします。
